マスタデータの更新
ANNYYSで利用しているマスタデータの更新方法について説明します。
★DB_M7.fp7は、かなわずシム
  1. 1つのファイルに複数のテーブル
    これまでは、 1台の端末で開けるファイルの最大数は50という制限があったが、FM7では1つのファイルに複数のテーブルを設けられるようになっている。
     このテーブルという考え方も過去のファイルメーカーには無かったものであるが、一般的なRDBではごくごく当たり前のことである。
    これまでのFileMakerは...

    のように、「○○.fp5」といったファイル単位で各データを管理し、それらの関連付け(リレーション)を行っており、これらのファイルが50個になるとそれ以上は1台の端末上では開くことができないという制限があった。
    FileMaker7では...

    のように 一つのファイルの中にいくつものテーブルをセットでき、これらテーブル同士で関連付け(例:赤線)を行うことができる。
    また、別のファイル内にセットしたテーブルとの関連付け(例:青線)も行うことができる。
    ファイル数に50個の制限はいまだあるものの、その中に好きなだけテーブルをセットできる(100万個までという説もある)というので実質制限は無くなったといっても良いのではないだろいうか。
  2. リレーションに論理演算子が利用できるようになった。
    これも非常に有効かつ強力な機能である。今までのリレーションはフィールド同士を連結させる際に=(イコール)でのみの連結しかできなかったが、今回はその関連を=,<=,>=...などの組み合わせによって様々な条件におけるリレーションが可能となった。
  3. マルチウィンドウの表示
    FileMakerでアプリケーションを作成する際になくてはならないものが「レイアウト」である。
    これはもちろんユーザーのインターフェースにあたる部分であるが、FileMakerの旧バージョンでは1つのファイルに1つのテーブルしかセットできなかったので、最初にフィールド定義を行った場合には自動で「レイアウト1」なるものがセットされていた。
    また、あとで追加したレイアウトは削除できるが、最後の1個のレイアウトは削除できなかった。
    つまり、「1つのファイル=1つのテーブル=1つのレイアウト」は必要最低条件で組になっているようなものだった。
    しかし、FileMaker7の場合このあたりもいままでのものとは違っている。このあたりも完全に切り離されている。
    レイアウトは独立して動かせるので、同じレイアウトを画面上に複数のウィンドウで開く事が可能になっている。
    これはMSAccessなどで採用されている「フォーム」という概念に良く似ている。
    この機能は複数のテーブルを扱う上で、各テーブルに収まったデータを使い勝手のよいフォーム(レイアウト)を作成して作業させるために非常に重要である。これを今までのレイアウトと同じ感覚で操作すると、戸惑うことになるかもしれないのであえてここで明記しておく。
  4. 残念だったこと
    テーブル概念がせっかくできたのでだから、「旧ファイルメーカーで作成されたファイルの変換機能」で複数のファイルを変換する際には、一括してテーブル化してくれると嬉しかったのだがそのような機能は無いようである。つまり複数ファイルを一括変換するとその数だけ新しい○×.fp7ができあがってしまうので、1で話したようなファイル数は実質無制限なんて話は無かった事になってしまう。
    どうやらこの取り扱いファイル無制限の恩恵を授かるには新しく作り直すしかないようである>>残念!!
    というわけで、変換時の問題もさることながら、「人間楽しちゃいか〜ん!!」というころで、新しく作り直す事を決意させられたのである。
    ※その他のFileMakerPro7の新しい機能などは、FileMaker付属のドキュメントやマニュアルで確認してください。