アプリケーションの構造
  1. ANNYYSの仕様内容や開発ソースの公開
    これは、このサイトをそのまま充当することにする。
    「誰でも自由に利用できる」が基本コンセプトにあるので、使ってみようという方や作ってみようという方はこのサイトの情報を元にいろんな事にチャレンジしていただきたい。
    但し、その利用や内容において一切の責任を負うものではないのでその旨充分にご理解の程よろしくお願いします。

  2. ターゲットユーザーの利用規模
    電子カルテというアプリケーションを作成するに当たって、ターゲットとなるユーザーの病院規模を考慮に入れる必要がある。もちろん、FileMakerProではネットワークを利用した大規模なシステムも構築可能ではあるが、これには「大は小を兼ねる」と「ちりも積もれば山となる」の2通りの考え方ができる。
    このサイトでは、ANNYYSプロジェクトで利用していただきたい対象ユーザーは、個人開業医の小規模医院であることから、後者を優先して開発を進めて行きたいと思う。
    また、一つ一つを分割して業務を考えれば、大も小も基本的にその内容には変わりがないはずである。電子カルテに必要な基本機能を一つ一つ抑えてゆくつもりなので、言い換えれば、「小さな機能を一つずつ」組み上げて行く方向性で進めてゆきたい。
    また、このように細分化するほうが、かえってメンテナンスしやすいように思える。


  3. 標準的な仕様(コードやテーブル構造)をなるべく多く採用する。
    標準的なものといえば、医療業界では現在さまざまな分野でコード化やフォーマットの取り決めをする活動があるが、そのようなものも含めて現時点で利用できるものを流用しながらなるべく効率のよいアプリケーション開発を進めてみたい。
    例をとると、日医の作成したORCAや同じFileMakerProで作成されたM7Rezept(Msis,Inc.)などが存在するがこれらは一様に厚生省コードを利用している。当然ANNYYSでも診療項目や薬剤などを扱う場合には厚生省コードを利用することになるだろう。
    また、ORCAやM7Rezeptなどのレセコンと連携して利用する事も前提として考え、連携先で処理できる機能はそれにまかせるようにする。餅は餅屋ということである。

  4. メンテナンスしやすいアプリケーションの構造を考える。
    このようなアプリケーションの場合、特に危惧するのが改造(カスタマイズ)やバージョンアップや改正の場合の対応だが、このような場合にそっくりアプリケーションを入れ替えるなどというのは、継続性はないし作る意味さえなくなってしまう。まして、データが失われてしまったのでは余計意味がない。そこで、できるだけあらゆるシチュエーションに対応するべく以下のような構造を軸として今後のANNYYSの構築をおこなっていこうと思う。
    1. データーは基本的に正規化されたものを一元的に保管する。
      ※各テーブルは一元的に特定のデータベースに保管され、上書きによる更新を行わない。
      注) これは構造上の問題であり、データの保守性とは意味が違います。
    2. ユーザーインターフェースは変更やカスタマイズ可能なように別ファイルとして構築する。
      ※ユーザーが操作するANNYYSの基本機能を操作する画面の事。
    3. 保守されるべき内容としてユーザーが各自オリジナルでセットしたいものに出力帳票があげられる。
      基本的なもの(処方箋など)はあらかじめ用意できるが、これ自体もフォーマットが同じとは限らないのでこのレイアウト用のファイルも別管理するようにする。
      基本的にこのような方法でANNSSYの構築にあたってみるが、との都度例外的な処理も発生するかもしれない。その場合はその時点で対応策を考えようと思う。

      [ANNYYS基本構成]



      ●ユーザーインターフェース・レイアウトはデータ部分を損なわずに入れ替えが可能
      ※業務の中では出力形式も個別に管理できたほうが効率が良いので、出力用インタフェースもカスタマイズ対象の階層にはあるが、別に管理する

  5. 他システムとの連携
    FileMakerProでは、Web共有以外にxDBCという外部インターフェースを持っている。おなじFileMakerPro7以後で作成されたアプリケーションとの連携に、わざわざこのような外部インターフェースを使う必要は無いが、他アプリケーションと連携するとなると、このインターフェースを利用すれば比較的簡単に連携する事が可能である。なを、外部インターフェースを利用する場合、これらのインターフェース同士を接続するプログラムを書き上げるにはJAVAやSQLなどの知識が必要となる
    他のFileMakerPro7以後アプリケーションとの連携

    ※他のFM7で作成されたアプリケーションとは当然のようにFileMaker7上で動作するのでこのようにアプリケーション同士で直接連携することが可能となる。


    それ以外のアプリケーションとの連携

    ※その他のアプリケーションとの連携はFileMaker7の持つインターフェースで連携をとることになる。
    旧バージョンで作成したアプリケーションをそのまま利用するとなるとこの分野に入る。