ファイル構造
再確認...
診療の流れとテーブル種類で解説したとおりANNYYSではユーザーインターフェースとデータベース部分を切り分けることにしてます。
右図にあるように、ユーザーインターフェースはANNYYS.fp7となり、各テーブルが収録されているファイルはDB_ANNYYS.fp7となります。
ANNYYSフォルダの中身
ANNYYSのフォルダを開くとそこには数種類のファイルがあると思います。
他のファイルが必要ないものではありませんが、ANNYYSとしての本体の部分は上の2つになります。
ANNYYS.fp7とDB_ANNYYS.fp7です。
但し、これだけでは患者情報や保険情報の管理ができないので、その下にあるM7Rezept.fp7とDB_M7.fp7も必要になります。
ANNYYS.fp5
ユーザーが実際に触る画面スクリプトを収録したファイルです。
このファイルには保存・保管すべきデータはありません。作業時に利用するデータが一時的に読み込まれますが、基本的にユーザーが利用する画面レイアウトやスクリプトのみが収録されています
データは常にこのファイルの画面を通じてDB_ANNYYS.fp7に送られます。
ANNYYSではこのような機能をするファイルを「フォームファイル」と呼んでいます。
DB_ANNYYS.fp7

診察時に新しく記録したコメントや数値結果、および処方などのデータANNYYS.fp7を通じ全てDB_ANNYYS.fp7内に収録されます。
よって、データを保存・保管する場合はこのDB_ANNYYS.fp7のみでかまいません。
このファイルには、診療したデータ、マスタから読み込んだデータ、ANNYYS.fp7上で計算された結果など、診療中に作成されたデータが全て収められています。
ANNYYSではこのような機能をするファイルを「データファイル」と呼んでいます。

その他のプログラム

その他のプログラムの配置場所の決まりは特にありません。
ここでは、中山小児科内科医院 中山 裕雄
先生提供の成長曲線表示プログラムを収録しています。

このプログラムはJAVAで書かれており、ANNYYSのインターフェースからボタンを押せば成長曲線グラフ画面が表示されるように作られています。

 

M7Rezeptに関する情報
ANNYYSにおいての患者情報管理保険情報管理は「M7Rezept(Msis,Inc,;本社東京都世田谷区)」のものを利用しています。
M7RezeptはFileMakerProで医事会計を行う有料のプログラムとしてMsis社の製品でありますが、ANNYYSプロジェクトにおいてANNYYSのユーザーに限ってこの機能を無償で提供しています。(ANNYYSユーザー以外の無断利用や流用は認めておりません。)
ANNYYSに収録されている「M7Rezept.fp7」「DB_M7.fp7」はFileMaker7バージョンのレセプトプログラムで、そのテーブル構造はORCAと似せてあります。また患者情報管理などのユーザーインターフェースもORCAに似せておりますが、ORCAと同じものではありません
ので、ご注意ください。
ユーザーはANNYYSに収録されている「M7Rezept.fp7」「DB_M7.fp7」患者情報管理保険情報管理機能のみを自由に利用することができ、また同機能のMsis社よりのアップデートも受けることができます。
但しアップデートの際はユーザーにおけるカスタマイズ部分は非サポートとなりますので、「M7Rezept.fp7」「DB_M7.fp7」カスタマイズはユーザーの責任において行うようにしてください。以下に詳細とライセンス概要を記載しておきます。
  • ANNYYSに含まれる「M7Rezept.fp7」「DB_M7.fp7」について。
    • 著作権
      • 有限会社エムシス(本社:東京都世田谷区)
    • ライセンス
    • カスタマイズ
      • 自由(自己の責任において行ってください)
    • ソース
      • オープン
    • 仕様・技術提供
      • なし
    • 流用・転用・転売など
      • いかなる場合においても禁止
    • 損害賠償等の第一管轄裁判所
      • 東京地方裁判所
  • ※コメント:堅苦しい内容ですが、このように記載しておかないといけないのでご理解ください。
    ANNYYSユーザー様におきましては問題のない範囲で幅広くできるだけサポートできるように対応する所存です。
    PS:M7Rezeptはもしかして、M7Rezeptと名称を変更するかもしれません。
ANNYYSのつくりかた
FileMakerPro7以後では、他ファイルのテーブルを読み込んで操作することができる。
下の図を見てもらいたい。ANNYYS.fp7は特にテーブルを持っているわけではないが、DB_ANNYYS.fp7にあるテーブルをあたかも自分のテーブルのように読み込んでいる。
こうしてDB_ANNYYS.fp7上のテーブルをANNYYS.fp7上から操作することができるようになる。
こうして「外部ファイル」から読み込まれたテーブルは実際には下の図のように斜体文字で表現される。

また、ANNYYS.fp7のフォームの部分はDB_ANNYYS.fp7との関連方法さえ変わらなければ、入れ替えて利用(併用)が可能である。

このように、フォーム(ANNYYS.fp7)からデータ(DB_ANNYYS.fp7)を操作するという方式を、基本的なシステム構築方法として採用した。
構築編では、実際の構築記録を各パーツごとに解説してゆきます。